SPECIAL INTERVIEW

会社の未来を創る仕事に
取り組める面白さ。

経営企画グループ 企画室 室長

渡邉 圭史

Keishi Watanabe

2008年新卒入社

学生時代に打ち込んだこと、就職活動を通してMan to Manを選んだ理由

セレクトショップのアルバイト経験から考え始めた仕事観。

学生時代を振り返ってみると、セレクトショップでのアルバイト経験が印象深いです。お客様一人ひとりをよく観察し、自分なりに考えてコミュニケーションを取った結果、満足してもらえる時もあれば、そうじゃない時もある。試行錯誤の繰り返しに面白みを感じました。自分には人と関わる仕事が向いていると思ったのもこの頃です。就職活動で人材業界を志望したのは、人の力が一番試される仕事だと考えたからです。求職者と企業のベストマッチを生み出すためには、双方が何を求めているかを見極め、縁をつなぐ人の力が何より重要です。これほど、自分の力が試されるステージは他にないんじゃないかと考えたことが、人材業界を選んだ大きな理由です。

入社後のキャリアアップについて

仕事に手応えを感じ始めた4年目。マネージャーになった10年目。

入社直後に起きたリーマンショックの影響もあり、入社して3年間は製造現場での勤務を経験しました。早く営業職になりたい気持ちはありましたが、振り返ってみると現場を理解するために必要な経験だったと思います。営業職としてスタートできたのは4年目のことです。多くの派遣スタッフを支え、またお客様との関わりの中で仕事にも手応えを感じ始めていました。そんな中で思い出に残っていることがあります。ある日、ふとしたきっかけで社長と会話を交わす機会があり、将来をどのように考えているかと聞かれました。私は、早くマネージャーになり、より大きな責任を果たす仕事がしたいと伝えました。その会話が直接のきっかけになった訳ではないですが、10年目にマネージャーへと昇格しました。

仕事のやりがい、Man to Manのいいところ

一人ひとりの強みを生かせるチームづくりに没頭した。

Man to Manでマネージャーとして活躍する多くの先輩たちは、自らのリーダーシップでメンバーを引っ張っていくタイプの方が多いです。しかし私は、そうしたタイプではありません。強力なリーダーシップもありません。では、どうするか?力を注いだのはチーム作りです。メンバーの一人ひとりをよく見て、何が得意で何が不得意なのか、まずは理解することに努める。その上で、全員がストレスなく力を発揮できる環境をつくることに注力しました。前に立つリーダーではなく、後ろで支えるリーダーを目指したのです。私一人の力は微々たるものでも、全員が力を発揮できれば強いチームになるはずです。その結果、目標を達成できたことは非常に嬉しかったです。

成長したと感じるとき、将来の目標

会社の未来を創るために、自分に何ができるかを考える。

マネージャー職を3年経験し、現在は本社の企画室にて室長として働いています。企画室の仕事では、マネージャー時代とは違う視点が必要です。もっとも大事なのは、将来的にMan to Manという会社がどの方向へ進化していくべきかを常に考えていくことだと思っています。仕事は山積みです。新しく始まったWEBサービスを軌道に乗せるため、社内外の関係者と協力体制をつくり、一つひとつの課題に対する方策を導き出し、達成するための手法を探ります。そうかと思えば新事業の構想が動き出し、実行のための業務フローを考案します。その中で、会社が未来に進むために自分に何ができるのかを見つけていくことがこの先の課題であり、目標だと感じています。

就職活動中の方にメッセージ

人と関わりながら、やりたいことを見つけていく道もある。

やりたいことを見つけようとか、好きなことを仕事にしようとか、よく言われています。しかし、自身の経験を振り返ってみると「自分が何をやりたいか」はあまり重要視していなかったように思います。ただ、人と関わることや仲間と目標に向かう一体感は好きでしたし、そうした実感を仕事で得たくて営業職を選びました。私は、ビジネスも遊びの一貫と捉えていいんじゃないかと思っています。一人ひとりの強みを活かせるチームをつくる楽しさ、全員の個性がカチッとハマリ、目標達成に向けて走り出した時の手応え。そうした経験を通して「やりたいこと」や「好きなこと」が見つかることもあります。何も考えずに飛び込んで、動いてみることも必要なんじゃないかと思います。